vol23. RTPとは
いまさらだけど、RTPってどういう仕組みで低遅延を実現しているの?とふと疑問におもったので、調べてみた。 結論からいうと、低遅延という観点では、結局下位のレイヤーにUDPを使っているだけ。 Ethernet AVBのような、帯域幅の予約やVLANをつかったパケット優先は使用していない。 RTCP経由でRTTやパケットロス率の情報を受け取り、それを元にメディアの品質を調整したりする規格だ。 以下、まとめ。
概要
RTPの役割
流れ
- クライアントは、実行帯域幅や遅延時間をRTCPによってサーバーに送出
- サーバーはRTCPによって報告された情報に応じて、RTPで送信するデータの品質
を調整する。
RTCPの役割
- 最小限の送達確認や監視をおこなうための制御プロトコル
- パケットロス
- RTT(Round Trip Time) 情報をRTCPで取得する
- 各メディアストリームの通信品質制御
- 複数メディアストリームの同期制御
セッションのメンバシップ管理
5種類のパケット
- 受信レポート
- ストリーム受信者が発行する
- 欠落率、累積欠落パケット数、パケット間隔ジッタ等、最新送信レポートのタ
イムスタンプと経過時間(送信者は、この情報よりRTTを計算できる。)
- 送信レポート
- 送信者の情報
- 受信者がメディアストリームのレートなどを推測することができる
- オーディオ、ビデオの同期する際に利用
- タイムスタンプ、パケットカウント
- 送信者の情報
- ソース記述
- 参加者の識別に利用
- 名前、場所、メールアドレス、電話番号
- 参加者の識別に利用
- メンバシップ管理
- 参加者の離脱の伝達等
- アプリケーション定義
- アプリケーションでの拡張用
- 受信レポート
- 最小限の送達確認や監視をおこなうための制御プロトコル
その他
参考
https://vcbook.vtv.co.jp/pages/viewpage.action?pageId=721018
http://www.ieice-hbkb.org/files/03/03gun_04hen_05.pdf
vol22. アメリカでITINを取得する
米国での居住者は、毎年Tax Return (確定申告のこと)を個々人で申請しなければな
らない。H1Bビザの同行者は、H4ビザで米国に滞在することになるが、H4ビザは労働
資格がないので、SSNは取得できない。そこで、H4ビサ保持者のような、SSNを取得で
きない人は、納税用の個人識別番号として、ITIN(Individual Taxpayer
Identification Number)を取得する必要がある。
ITINの入手方法
W-7(ITINの申請書類)を作成
https://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fw7.pdf必要書類を準備
- 在米日本総領事が発行する証明書をとる
申請先
Internal Revenue Service
ITIN Operation
P.O. Box 149342 Austin, TX 78714-9342
発行通知
- 約6~10週間でIRSよりITINの発行通知がW-7に記載された住所に送られてくる。
その他
- IRS: How do I apply for an ITIN
- https://www.irs.gov/individuals/how-do-i-apply-for-an-itin
- H&Rでも行ってくれるらしい。
- IRS: How do I apply for an ITIN
vol21. MLB ロサンゼルスエンゼルス大谷君に学ぶ
ロサンゼルス・エンゼルスで大活躍中の大谷くん。 2018/4/13での彼の成績は以下の通り。
彼のインタビューから垣間見れる彼の考え方で、印象に残ったものをいくつかをピックアップ。
- 「期待は応えるものじゃなくて超えるもの」
- 「前回の反省を踏まえて、やることを確認できましたし、大きな収穫はあった。確実に
1歩ずつ前進しているかなと思います」 - 「ヒットを打たれてないのは知ってましたけど、完全試合をしようという感じはなかっ た。むしろいつ出るか待っていた。出た時にどう気持ちを整理して次のバッターにしっ かり向かっていけるかが大事。そういう意味では、打たれた後にフォアボールを出した のは今日よくなかったこと」
日々、反省して、次に繋がるプロセスを繰り返していることがにじみ出ている。 自分に役立てたい。
vol20. シリア情勢
悲しい惨事が起こるシリア。
シリアで何が起きているかについて調べて見た。
要するに、宗教や米露間をはじめとした様々な国の思惑がとび交う泥沼状態。本当に色々
な意見の人がいるんだと思った。それと同時に、ベクトルが自自身に向いていると、話は
まったくまとまらず、紛争に至る。これは、我々の身の回りでよく起きるただの喧嘩と全
く同じ様相だ。
如何に個々の国が成熟するか?考え方のベクトルを内ではなく外にむけるかが大事だと感
じた。
でも、その為には、自分自身がまず満たされている必要があるんだよなぁ。難しい。
vol19. ブログは自分自身のために書く
ひさしぶりのブログ更新。
以下の記事を読んで、とても刺激をうけて、ブログを書きたい感が溢れ出てきたので、投
稿することにする。
これまで、ブログは、自分が書きたいものというよりも、なにか、価値のあるものを書
かないといけないという思いというか脅迫観念をもっていた。 そのため、推敲を重ねて
いない投稿は、ゴミを道端に捨てるような感覚を感じることもあった。
でも、この投稿を読んで、まずはブログはなにより、「自分自身のために書こう」、「好
きを見つけるプロセスとしてもブログは有効」というメッセージににとても共感できた。
以下がそのポイント。
- ブログを書く際の3原則
- 好きなことにフォーカス
- 相手が読みたいものとこちらが書きたいもののマッチングを考えると、
読者や目に見えないなにかに翻弄されてしまう。
好きなことを書こうはその罠にはまらないための金言。
- 相手が読みたいものとこちらが書きたいもののマッチングを考えると、
- 質より量。毎日書く!!
- ブログによる情報発信で人生を劇的に変えることは、 誰にでもできることです。
ただし、そこには、どうしても欠かせない条件が1つだ けあります。それは「継
続」です。(p81)
- ブログによる情報発信で人生を劇的に変えることは、 誰にでもできることです。
- 本当のことを書く。
- 誠実であること
自分の好きを発信することとは、自分の軸をつくっていく作業にほかなりません。
そして、自分の軸をつくりつづけることは、極端にいうと 「我は何者か」という
問いを立て、その問いに対する答えを 模索しつづけることだともいえるでしょう
。(p221)
- 誠実であること
- 好きなことにフォーカス
ブログは自分自身のために書く。 当初はそのように始めたブロガーも多いはず。日々更新しているうちにだんだんと ベクトルが外向きになってきて、他社に喜ばれるコンテンツになっていく。 今、そう感じている。
vol18. AVTP について
- 概要
- AVB Transport Protocolの頭文字をとってAVTP
- IEEE1722にて規定
- 内容
- Streaming fromat の規定
- AVB network 上におけるAudioとVideoの伝送方法を規定
- Control 系も後に加わる
- Clock Reference Format
- AVTP Control Format
- 等
- media clock recovery
- master と slave 間でmedia clock を同期する
- MAAP
- AVTP Stream を送信する際に使用するMulticast のaddressを動的に取得する
- Streaming fromat の規定
- version
- IEEE1722-2011
- IEC61883/IIDC が規定される
- IEEE1722-2016
- IEEE1722aが組み込まれる
- AAF, CF, CRF, ACF 等が追加
- IEEE1722aが組み込まれる
- IEEE1722-2011
- 補足
- IEC61883等、既存の技術をできる限り利用
- VLAN tag を利用する
- Switch がprioritization できるように
- VLAN tag: TPID(802.1Q = 0x8100)
- Ethertype
- AVBTP= 0x22F0
- AVB の中の位置づけ
- IEEE 802.1BA-2011はAVB全体を規定
- gPTPは各デバイスのクロック同期、SRP, FQTSSはdeterministicな転送(規定の時間
- 内にdestinationにデータを届ける)の為のプロトコル。
- 一方、AVTPは、送るデータの中身についての規定
- 主なストリーミングフォーマット
- IEC61883/IIDC format
- IEC 61883-6:2005 uncompressed audio
- IEC 61883-4:2004 MPEG2-TS compressed video
- AAF-AVTP Audio Format
- CVF-Compressed Video Format
- CRF Clock Reference Format
- ACF AVTP Control Format
- IEC61883/IIDC format