vol24. セーラー服

友人との会話で、祖先がセーラーという話題になった。セーラーと言えば、日本では女子
中学生や女子高生の制服が連想される。

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セーラー服(sailer)は、その名の通り、海軍において、水兵の切る軍服が由来である。特
徴的な大きな襟は、襟を立てて海の上での集音力を高めるためとか。

そのような軍服がなぜ日本の女子中高生の制服に採用されたの?
ふと疑問に思ったのでその由来を調べてみた。

  • セーラー服は、18世紀に、ヨーロッパの貴族にもてはやされ、子供服として定着
  • イギリス海軍は1857年にセーラー服を制服として採用
  • 日本海軍でも1872年には取りいれられ、現在も自衛隊の水夫の制服として存続
    イギリス海軍を真似て、日本海軍がセーラー服を導入したのが、日本におけるセーラー
    服の歴史の始まり。
  • 1920年(大正9年)に京都の(現)平安女学院が採用したのが女子中高生の制服とし
    ては最初
  • その後、女子用学校制服としてセーラー服は次々と採用されるようになっていった

最近ではブレザーが増えてきて、セーラ服を採用する学校がだいぶ減っているとか。
日本の文化の一つとして大切にしてもらいたいなぁ。