vol28. eclipse環境を構築する2
以下の記事の続き。
eclipse のdebug環境は、バックエンドにgdb を利用し、フロントエンドのGUIにgdb
の結果を出力したり、アイコン操作をgdbの各種コマンドに紐づけているといった仕
組みになっている。
native 環境では、gdbのみを利用するが、クロス環境では、target でgdb serverを
走らせ、hostでクロス向けのgdb を走らせる。debug前にgdb server をtargetで自動
的に走らせるために、sshやtcf等を利用する。
本来やりたかった、eclipseをwindows 上にインストールして、そこから仮想マシン
上で走るLinuxのアプリのデバッグやremote マシン上で走るアプリのデバッグでも、
クロス向けのgdbを準備する必要があり、これが一苦労だ。
ネット上で、自分の所望のクロス向けgdbを探してくるか、自分でgdbのソースコード
をダウンロードし、windows上でビルドする必要がある。gdbのビルド環境として、
cygwinやmingwといったwindows 環境向けのGNU開発環境を準備する必要がある。
結局、この手間を嫌い、eclipse をwindows上で走らせるのは断念。
動きがもっさりするけど、vmware上のlinux でeclipseを走らせ、その画面をx
forwarding でwindows 環境に飛ばす手法をとることにした。