vol58. マニャーナの法則を読んだ

「マニャーナの法則」という本を読んだので、
そのポイントと感想を書いてみたい。

読もうと思ったきっかけはひらめきラジオ。

どの回か覚えてないけど、ラジオ内では、時間管理術の分野での名著の一つ
と言った類の紹介をしていたので興味を持った。

www.youtube.com

どういう本 ??

この本はタイムマネージメントの書。
「仕事に追われない仕事術」のための幾つかのテクニックを紹介している。

みんなも、何かをやらなければならないことってあるよね。宿題だったり。仕事だったり。はたまた、ずっと長い間、自分の成長のために勉強したいテーマがあるんだけど、なかなか重い腰が上がらないことってないかな?

この本は、そんな時にとっても効果的なテクニックを紹介しています。

2つの脳と抵抗感

f:id:john-rama01:20191124000134p:plain:w150

なかなか物事に手がつかない。
それは、本書によると、脳の仕組みにあるんだって。

人間の脳には、理性の脳と衝動の脳の2つがある。

理性の脳は計画や規則を作る役割。
衝動の脳は本能に従って直感的、反射的に反応するのみ。
この2つの脳の間に葛藤が起きたら、どちらが勝つか?
勝つのは衝動の脳。

だから、大切なのは2つの脳を対立させないことが大事。
対立させると抵抗感が出てきてしまう。

じゃあ、いつ2つの脳が対立してしまうのか?
それは、やろうとしている行動がその他の行動より難しいと感じた時

だから、それを克服するには、いかにその行動の最初のステップを小さくするかが大事。
そして、一度手をつけると、次の抵抗感は不思議と少なくなるという人の習性を利用する。

つまり

  • 小さなタスクに分解する
  • 抵抗感が大きくなる前に行動する

がポイントなんだって、なるほどねー。

ダッシュ

f:id:john-rama01:20191124000259p:plain:w150

そこで、本書で紹介されているのがダッシュ法。

先送り防止に最も役立つ決定的に重要な手法で、大切と思っているのになかなか手をつけ
られずにいる課題に最適。

やり方は、簡単。

  • やり方
    • 5分間だけタイマーで時間を測って、その間だけ頑張る。
    • 次のダッシュまでのインターバルは短く。2-3分くらい
    • 2回目以降のダッシュでは徐々に時間を5分ずつ長くしても良い
  • ルール
    • 時間が来たら途中でも、キリのいいとこでなくても必ずやめる。

これ実際にやってみたけど、やりたくなくても5分だけなら実践できるし、
本当に集中力が高まるんだよね。集中力は、期限の直前に最も高まるからだとか。
そして、時間が来たら、中途半端で強制的にやめさせられるため、やりたい気持ちがどんどん出てくる

ダッシュ法のポイントをまとめると

  • 抵抗感を克服する効果がある
    • たった5分であれば、どんなにやりたくない課題でも取りかかれる
  • やりたい気持ちが高まる
    • 途中で強制的にせきとめることで

ファーストタスク

f:id:john-rama01:20191124000406p:plain:w100

自身の成長や夢、目標のために、自主的に取り組むタスクにいかに取り組むか

自分にもとても思い当たるフシがあるけど、これって時間の確保が難しい。
仕事の後とかにやるぞーと思っていても、仕事の後だと疲れていてなかなか取り組めない。
そうだよねー。何時間も仕事していたんだから、脳のエネルギーも使い果たしているよ。
それに、仕事の後に一杯やりたくなるし、飲んじゃうと、もうその日は終了しちゃうよね。

そこで、このファーストタスクというテクニックが登場!!

このテクニックは、文字通り、その日に最初に取り掛かることは、
最優先のタスクにするというもの。

原則は

  • とにかくする (Do)
  • 一番初めにする (First)
  • 毎日する(Every day)

ポイントは、5分でもいいから、とにかく毎日やるということ。
そうすることで、何日かやってると波に乗れる。
やりたくなってくる。

また、最優先のタスクは、「緊急で重要なタスクではなく」
7つの習慣で言うところの「緊急でないけど重要なタスク」にするのも大事なところかな?

マニャーナの法則

f:id:john-rama01:20191124000615p:plain:w150

最後に、本書のタイトルでもあるマニャーナの法則を紹介します。

マニャーナ(manana) はスペイン語で明日という意味
明日やるを基本にする事で、仕事を完全に終わらせる画期的な方法だって。

  • 原則
    • 明日やるを基本とする
    • Closed List を使う

ポイントは、仕事に1日のバッファを設けるということ
バッファリングする事で、

  1. 細かい仕事をまとめて片付けれるから効率がよくなる
  2. 仕事の中断を避けられるから今の仕事に集中できる

そして、もう一つのポイントはClosed List を使うこと。
Closed List は絶対に追加を許さないやることリスト。
これを朝や前日に決めておいて、その日はこのリスト項目を終えたらおしまいにする。

Closed List を使う事で

  1. 1日の計画が立てやすい
  2. その日の仕事はその日に終わる

なるほどねー

まとめ

以上マニャーナの法則に記載されている3つのやり方を紹介しました。

本書を読んでから早速ダッシュファーストタスクを実践しています。

ダッシュ法は、最初の敷居がとても低いので今までなかなか手を
つかなかった タスクに手をつけるのにとても効果的!!このブログも
ダッシュ法で書いてるよ。そのお陰のためか、最近、投稿数が増えてきてる!!
ブログって、自分を高める上でに本当に最高の習慣の一つと聞くから、
ダッシュ法を通じてブログを習慣化させたい。

ダッシュ法はより細かいカスタマイズをする例がこの本にのっています
なんでもそうだけど、自分にあったものに微調整していくことが大事だよね。

ファーストタスクは、朝起きたらまず初めに取り掛かる事。
僕は朝起きて、ファーストタスクにiOSアプリ作りの勉強を
15分割り当てるようにしてから、着実に進捗が見えるになったよ

(それまでは全然進まなかった。。)

この本を教えてくれたひらめきラジオに感謝!!

以上、「マニャーナーの法則の読書感想文でした。

f:id:john-rama01:20191124000737p:plain:w130