vol65. 限界は存在しない

ぼくは、習慣と言う言葉は嫌いだ。
 

なぜなら、習慣といってしまうと、なんだか毎日やらないといけないという縛り
が入る感じがするから。
もし、やらない日があると、あー、できなかったーと思ってしまう。
なんかマイナスのイメージがでてきてしまう。
だから、僕はこのニュアンスはあまり好きではない。

 
逆に、マラソンのように一歩ずつ進めてゴールに近づけるというニュアンスが好き。
別にやらない日があっても、前に進まないだけで、後退はしていない。
やればやっただけゴールに近づく。なにか少しのことをやることによって、これまで築いてきたものに、さらに1づつたしていく。
そして、それを続けていると、気がつくと、果てしないところまで辿りつけている。

 
  
この考えを教えてくれたのは、紺野大輝さん
 
 
ドリプラ2009というイベントで紺野大輝さんのプレゼンを聞いた、これがきっかけだ。
彼は、幼少の頃から足に煩いを持っていた。
医者から歩けないとまでいわれたそうだ。
そんな彼が、ホノルルマラソンにエントリー。
一度目は完走できなかったそうだが、2回目の挑戦で完走した。
たしか10時間くらいかけたとか。その話を聞いてとても感銘を受けた。

少しずつ歩を進めれば、必ず42.195kmというとてつもない距離でも足に障害をもっている方でも完走できる。

 
 
限界は存在しない
 
 

この話を聞いて、かねてから躊躇していたホノルルマラソンにエントリーした。
5時間くらいかかったけど、完走できた。
少しずつでも前に進めばいつかはゴールにたどり着くことができることを実感した。
この経験が僕の礎になっている。
 
 
そして、今では夢だったアメリカで働きたいという夢を叶えることができて、今はア
メリカでソフトウェアエンジニアとして働いている。
 
 
本当に今思い返すとドリプラへの参加、紺野さんとの出会いが一つの転機だったなぁ。